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ラム肉を食べると痩せる?ダイエットに効果がある理由とおすすめの食べ方

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ラム肉は、健康的に痩せたい人におすすめのお肉です。お肉が大好きだけどダイエットもしたいという方にぜひ使ってほしい食材です。

 

ラム肉には、ダイエットに役立つ成分が豊富に含まれているので、無理なく減量を行うことができます。

そこで、本記事では、ラム肉のダイエット効果について詳しく解説します。

ラム肉とは

生後1年未満の仔羊の肉をラム肉と言います。肉質がとてもやわらかくて高タンパク低カロリーなので、健康食材としても人気があります。

必須アミノ酸、鉄分、カルシウムなどが豊富に含まれていて、良質なたんぱく質を摂ることができます。

 

マトンとの違い

羊肉には、ラム肉の他にマトン肉があります。マトンは、2歳以上の成羊の肉で、肉質がしっかりしていてコクのある旨味が特徴的です。

マトンは羊独特の臭いがあり、新鮮な肉であれば、臭いやクセも少なく食べやすくなります。

 

羊肉がはじめての方はクセのないラム肉が良いでしょう。羊特有のクセや香りを味わいたい方はマトンがおすすめです。

 

関連記事:ラム肉とマトン肉の違いをさまざまな観点で解説

 

ラム肉を食べると“痩せる”といわれる理由

ラム肉に含まれている栄養素は、ダイエット効果に役立ちます。

ラム肉には、脂肪の燃焼を促す作用がある「L-カルニチン」が含まれていて、糖質が少ないため痩せやすい身体づくりができます。

 

さらにダイエット中に不足がちになる栄養素がそろっているため、食事のバランスを整えながら減量することができます。

ラム肉に含まれる栄養素

  • ・L-カルニチン:脂肪燃焼を促進する作用がある
  • ・不飽和脂肪酸:悪玉コレステロールや中性脂肪を下げる
  • ・ビタミンB群:エネルギー代謝を促す
  • ・タンパク質:基礎代謝を高めて脂肪燃焼を促す
  • ・亜鉛:脂肪を燃焼しやすくする
  • ・鉄分:酸素を全身に運んで基礎代謝を高める

 

ラム肉を食べるメリット

ラム肉を食べると健康的で美容にも良く、脂肪燃焼しやすいメリットがあります。

それぞれ詳しく解説していきます。

 

メリット①健康への効果が期待できる

ラム肉は、栄養価が高く、高タンパク、低カロリー、低脂質であることからダイエット中の方におすすめの食材です。

お肉はカロリーが気になるから食べずにダイエットをする方もいらっしゃいますが、ラム肉であれば低カロリーで脂肪燃焼効果があるので安心です。

 

また栄養価が高いので、ダイエット中に不健康になることも抑制できます。
では、参考のために、ラム肉の部位ごとのカロリーと他のお肉と比較したカロリーについて以下にまとめておきます。

 

ラム肉100gあたりの部位のカロリー 
ロース  330キロカロリー 
  227キロカロリー 
もも  198キロカロリー 
ラム肉以外の他の肉のカロリー 
牛肉ロース   411キロカロリー 
牛肉肩  286キロカロリー 
牛肉もも  246キロカロリー 
豚肉ロース  263キロカロリー 
豚肉肩  253キロカロリー 
豚肉もも  183キロカロリー 
鶏肉もも  200キロカロリー 
鶏肉ささみ  105キロカロリー 

 

さらに、ラム肉の糖質は100gあたり0.2gくらいなので、糖分摂りすぎの方にも安心して召し上がることができます。

また、ラム肉に含まれる「L-カルニチン」は、脂肪がつきにくく体質改善に役立ちます。

 

メリット②美容に効果がある成分が含まれている

ラム肉には、美容に良い成分がたっぷり含まれています。

肌に弾力やうるおいを与えるコラーゲンの生成に必要な「パントテン酸」が良い働きをし、女性が気になる肌や爪、髪の健康を保ち、美容効果が期待できます。

 

また、アンチエイジングに欠かせないホルモンの分泌が良くなり、若返り効果もあります。

 

ラム肉の美容に役立つ成分

  • ・パントテン酸:肌のくすみ、シミ、しわ、たるみを抑制する
  • ・ビタミンB群:ハリのあるお肌を維持する。女性ホルモンのバランスを整える
  • ・鉄分:爪を丈夫にし、髪にうるおいを与える。ニキビを防ぐ
  • ・不飽和脂肪酸:肌の老化を防ぎ、シミやしわを改善する。乾燥肌を防ぐ
  • ・タンパク質:免疫力を高めて若さを保つ

 

メリット③脂肪の燃料を助けてくれる

ラム肉には、脂肪燃焼を促進する「L-カルニチン」の働きが良いメリットをもたらします。

「L-カルニチン」は、アミノ酸の一種で、脂肪酸を運搬する働きがあり、効率よくエネルギーに変換する機能を持っています。

 

さらに、体内で生成された有毒な物質を外に運び出して、毒素が蓄積するのを防止する役目を担っています。

「L-カルニチン」は、体内で生成できる量は微量で、年齢とともに減少していくため、ラム肉を食事に摂り入れることで免疫力を高めて体質改善することに繋がります。

 

ラム肉100gあたりに含まれる「L-カルニチン」は、約167.8mgです。牛肉の約3倍、豚肉の約7倍で、肉類の中で最も多い数値となっています。

 

ラム肉を食べるデメリット

ラム肉に限らず、赤身肉をたくさん食べると体臭がきつくなるリスクがあります。

体臭の原因は、お肉を食べると動物性脂肪を消化するときにアンモニアや硫化水素などが発生するからです。

 

お肉に多く含まれている脂肪酸が、空気に触れて酸化するので、体臭が気になるというわけです。

したがって、ラム肉を食べるときは、食べすぎに注意して、鮮度の落ちた肉は臭いが強くなるため、新鮮なラム肉を選ぶようにしましょう。

 

ラム肉は、若い羊の方が臭みが少なく、生後まもない仔羊の肉は、柔らかく高級食材としても流通しています。

新鮮なラム肉を目利きすることで、臭いやクセが気にならずに美味しく召し上がることができます。

 

ラム肉のおすすめの食べ方

では、毎日の食生活にラム肉を摂り入れたい場合に、どんな食べ方があるのか紹介していきます。

外食する場合や、食材をお取り寄せする際に、ラム肉の料理について知っておくと参考になります。

 

ラム肉のソテー

骨付きのラムチョップに塩コショウでシンプルに味付けをして、オリーブオイルで焼きます。

ローズマリーやニンニクの香りでラム肉特有の臭いをやわらげると、ほどよいラム肉の香りを楽しみながら美味しく召し上がれます。

 

シシカバブ

トルコや中東地域の料理、ラム肉の串焼きです。

ラム肉とラム肉の間にピーマン・ナス・玉ネギなど、お好みの野菜を串刺しにして「塩、スパイス、ケチャップ、ヨーグルト、玉ねぎ、レモン汁、ニンニク」で作ったタレに付けてオーブンで焼きます。

 

お酒のおつまみやパーティメニューにピッタリの料理です。

 

ラムカレー

ラム肉にカレースパイスをまぶしてから、サラダ油でいためて、玉ねぎ、にんにくショウガを入れてさらに炒めて、次に水を加えて煮込むと美味しいラム肉カレーが出来上がります。

 

カレー用スパイスのスパイスは、ターメリット、クミン、コリアンダー、ローレルなどがあると、簡単にカレーができます。もし、スパイス類が手に入らない場合は、市販のルーを使っても美味しくできます。

 

ジンギスカン

北海道を代表する羊肉料理です。ラム肉にお好みの味付けをして漬け込み、フライパンで野菜と一緒に炒めると、美味しいジンギスカンが出来上がります。

 

ジンギスカン鍋を使うと本格的な美味しさが楽しめます。無ければホットプレートでも大丈夫です。

ジンギスカンは、ラム肉の肉汁が野菜に浸み込むと絶妙な旨味が楽しめる料理です。

 

ラムしゃぶ

シンプルにラム肉の味を楽しみたい方は、ラムしゃぶがおすすめです。野菜と一緒に煮て食べるので、ヘルシーで栄養価の高い料理です。

ラムしゃぶには、しゃぶしゃぶ用のロール肉を準備し、出汁に昆布を使うとお肉との相性が良く美味しく召し上がれます。

 

痩せたい人は美容と健康にラム肉がおすすめ

ラム肉は、栄養価が高く、低カロリーで糖質が少なく脂肪が燃焼しやすいダイエット向きのお肉です。他のお肉と比べても減量しやすい成分がそろっているので、健康的に痩せることができます。

 

また、肌や髪にもうるおいを与える作用があるので、美容にも良いお肉です。

ラム肉の使い方もいろいろで、特にダイエット中の方には、ヘルシーなラムしゃぶがおすすめです。

 

各店舗の情報はこちらからご覧ください。


監修者

鶴 洋輔

鶴 洋輔

GOLDEN EYE SPARK株式会社
代表取締役


経歴

外資系IT企業出身、「健康食」である金の目のラムしゃぶを広げることに注力し、東京銀座におけるラム肉のパイオニアとして今年で25周年を迎える。

総理大臣経験者や数々の芸能人など各界の著名人の常連客が多い。
近年はラムしゃぶ以外のグリルや薬膳料理も好評を博している。

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