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しゃぶしゃぶのおいしい食べ方を徹底 解説!

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しゃぶしゃぶを美味しく食べるには、出汁の作り方や適温、肉や野菜の調理法、アク取りなど、コツをつかんでおくと、もっと素材の旨味を楽しむことができます。

しゃぶしゃぶの作り方は、簡単でシンプルですが、旨味を活かすポイントはしっかり押さえておきましょう。
本記事では、しゃぶしゃぶの美味しい食べ方、作り方のポイント、しゃぶしゃぶのお肉の種類について解説します。

しゃぶしゃぶのおいしい食べ方

美味しく食べるコツは、出汁を丁寧に作って、肉に合うタレを準備し、加熱時間を考慮して適温で肉と野菜を程よく火に通すことです。また、アクはこまめに取って美味しさを保つようにしましょう。

出汁を作る

まずは、美味しい出汁を作ることが、しゃぶしゃぶの旨さを引き立てる秘訣です。

出汁の作り方(水:800ml/だし昆布:10g)

  1. 昆布の表面を水で濡らして硬くしぼった布でふく
  2. 水の入った鍋に昆布を30分浸しておく
  3. 鍋に入った昆布を弱火にかける
  4. 沸騰直前までゆっくりと加熱する
  5. 火を止めて昆布を取り出して完成

【注意点】

  • ・昆布は洗うと表面のうまみ成分が流れてしまうため、軽くふく程度にすること
  • ・昆布は煮出しすぎるとねばり成分がなくなるため、沸騰直前に火を止めること

こだわりのたれを準備する

しゃぶしゃぶのタレは、ごまダレ、ポン酢ダレがお肉や野菜との相性がいいです。
ごまダレは、生活習慣病の予防や改善や貧血予防に効果があります。ポン酢ダレは、内臓脂肪の減少、血圧低下、血糖値上昇を抑える効果、疲労回復効果やアンチエイジング効果が期待できます。

  • ・ごまダレ:ごまの風味とまろやかでコクのある味わい
  • ・ポン酢ダレ:さっぱりとした酸味とダシの深い味わい

さらに、しゃぶしゃぶのタレにはお好みで薬味を加えると、いっそう美味しくなります。

※薬味

  • ・もみじおろし
  • ・わさび
  • ・ラー油とおろしにんにく
  • ・刻みネギ
  • ・さらし葱
  • ・刻んだニラ
  • ・卵

野菜を加熱時間を考慮した大きさに切る

しゃぶしゃぶに入れる野菜は、火が通りやすい大きさに切ります。鍋に入れるタイミングも考えて調理しましょう。
根菜類は早めのタイミングで火が通りやすい大きさにカットします。しんたけは、だしが出るので、中間くらいのタイミングで鍋に入れると旨味が増します。

  • ・大根、白ネギ:火が通りやすいので、大きめに切る
  • ・白菜の茎の部分、にんじん:火が通りにくいので、小さめに薄く切る
  • ・しいたけ、えのき:白菜のあとに入れると、だしが程よく出ます
  • ・ほうれん草:一度に入れるとアクが出るので少量づつ入れる
  • ・レタス:食べる寸前、最後に入れる
  • ・わかめ、春菊、 浅葱:火が通りやすいので、最後に鍋に入れる

鍋を80℃程度まで温める

しゃぶしゃぶの温度は、80度くらいが具材を美味しく仕上げる適温です。沸騰させるとお肉に一気に火が通ってしまい、硬くなってパサついてしまいます。沸騰前に出し汁にサラっと火を通す程度がお肉を美味しく食べるコツです。

野菜も火が通りすぎるとクタクタになって食べ応えがなくなってしまいます。
しゃぶしゃぶを美味しく食べるには、適温で沸騰させないこと、火を通しすぎないことがポイントです。

お肉を一枚一枚丁寧に火を通す

しゃぶしゃぶのお肉は、一度にドサッと鍋に入れずに、一枚一枚を丁寧に火を通しましょう。肉の種類によって、火の通りが異なります。
牛肉は、2〜3回サッと出し汁にくぐらせて、ピンク色になれば食べごろです。
豚肉は、牛肉より火が通りにくいので、長めに出し汁にくぐらせて、肉の中までよく火が通してから食べましょう。ラム肉は、薄くスライスされているため、3〜4枚まとめて出し汁に入れても大丈夫です。火が通りやすいので軽く出し汁にくぐらせるだけで美味しく召し上がれます。
肉の加熱時間を考えると、程よい柔らかさで味わうことができます。

関連記事:しゃぶしゃぶで食べられるお肉は何肉?肉ごとの特徴を紹介

アクをこまめにとる

しゃぶしゃぶのアクは、野菜の苦みや肉の臭みが固まって上澄みに溜まってきます。そのままアクを取らずに調理し続けると、しゃぶしゃぶの旨味を損ねてしまうため、こまめにアクを取りましょう。

しゃぶしゃぶのアクの取り方は、まずはアクが出てきたら、火を一度強火にします。強火にするとアクが集まって取りやすくなります。アクをすくい取ったお玉は、水で洗い落してから使うようにしましょう。

お好みの食材でシメを作る

鍋のシメは、しゃぶしゃぶの出し汁を使って雑炊、煮込みうどん、ラーメンにすると美味しくなります。
鍋の中に残った野菜を取り除いてから、鍋を沸騰させて灰汁を取りスープをきれいにします。そこへ、ご飯やうどん、中華麺、お餅などを入れます。

うどんは良く煮込むと出汁の旨味が浸み込んで美味しくなります。雑炊はお好みで生卵を入れるとコクが出ます。中華麺を入れるとラーメン風の味が楽しめます。

お餅は、焼いてから出汁をかけるレシピと、電子レンジで柔らかくしたお餅を出汁に入れると、トロリとした食感を味わうことができます。

しゃぶしゃぶのシメは、炭水化物を加えることで出汁の旨味と相性が良く美味しく召し上がれます。

しゃぶしゃぶで食べられる肉の種類

しゃぶしゃぶは、使う肉の種類によって、それぞれの美味しさは異なります。また、カロリーが気になる方は、肉の種類の選び方を知っておくとダイエットにも役立ちます。

ラム肉

ラム肉は、健康と美容に良い「L-カルニチン」を含み、脂身が少ないので食べやすいお肉です。しゃぶしゃぶにすると良質な蛋白質を摂れて、疲労や夏バテにも効果的、鉄分が豊富なので貧血の軽減も期待できます。ヘルシーであっさり味が特徴で、飽きのこない味わいが楽しめます。

豚肉

豚肉は、脂身の多い部分でも、しゃぶしゃぶにするとカロリーダウンできてヘルシーで美味しく召し上がれます。しゃぶしゃぶに合う部位は、ロース、肩ロース、バラ、モモ、ウデなどがおすすめです。

牛肉

贅沢なしゃぶしゃぶには、牛肉がおすすめです。ロースやもも肉の他にも、サーロインは、口の中でとろける食感を味わえます。フィレは上品な甘さと旨味が特徴的です。赤身の部位であれば、低カロリーで健康的に召し上がれます。

鶏肉

むね肉やささみなどの部位がしゃぶしゃぶにおすすめです。鶏肉は、しっかり火を通すことがポイントです。鶏しゃぶ用の薄切り肉が、調理しやすく食べやすいです。

しゃぶしゃぶの食べ方を知ってさらに美味しく

しゃぶしゃぶは、作り方は簡単ですが、さらに美味しくなるポイントを押さえておくと、お肉と野菜の旨味を活かすことができます。
出汁は沸騰させずに適温で、肉は硬くならないように程よく火に通すことが大切です。野菜類は適切な大きさにカットしてベストタイミングで鍋に入れましょう。
肉は、お好みの種類を選んで、薬味やタレを添えてしゃぶしゃぶを楽しみましょう。

各店舗の情報はこちらからご覧ください。

監修者

鶴 洋輔

鶴 洋輔

GOLDEN EYE SPARK株式会社
代表取締役


経歴

外資系IT企業出身、「健康食」である金の目のラムしゃぶを広げることに注力し、東京銀座におけるラム肉のパイオニアとして今年で25周年を迎える。

総理大臣経験者や数々の芸能人など各界の著名人の常連客が多い。
近年はラムしゃぶ以外のグリルや薬膳料理も好評を博している。

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